臨機応変に!持ち帰りのお弁当スタート
前回は「3部作」と書くことで、
「続けて書く」という課題を自分に課したのですが、
課題はずっと背中におぶったままでした。
1部からかなり時間が経ってしまったので、
優しい方はよろしければ
ピンチから見えたこどもの小さなコミュニティ
からご覧ください。
2部は年明けの2022年1月のこども食堂の様子です。
年明けに待っていたのは⁈
2021年から2022年になり、
早くも3ヶ月が経過しました。
「2022年、年明けの状況」
覚えていらっしゃいますでしょうか?
またもや新型コロナ感染者数が増加し、
「第6波」といわれている状況でした。
「こども食堂を開催するか否か」
これに関しては、満場一致で
「開催する」
約1年間こども食堂を開催し、
有難いことにリピーターの方が増え、
毎回楽しみにしてくださっている方達がいらっしゃいます。
昨年5月はまだこども食堂を1度しか開催したことがなく
参加者の方達との信頼関係も築けていない段階であったため
泣く泣く中止という選択肢となりましたが、
約1年間開催してきて
少しずつですが信頼関係が築けてきていると考えました。
急遽「持ち帰りのお弁当」に変更
しかし、やはり参加者の方達の安全を守ることが第一。
渋おばの開催場所である
立正寺付近の保育園・幼稚園・小中学校では
新型コロナ感染者が増え、
実際に濃厚接触者に指定され
申し込みをしていたけれど欠席となる子もいました。
今まで、
「食事」だけではなく
「居場所づくり」にも重きを置いていたため、
「みんなで一緒にいただきますをする」
とStyleに拘っていましたが、
参加者もある程度固定され、
こども達の中でコミュニティも形成できてきているので
食事を「持ち帰りのお弁当」に変更することにしました。
ただの「テイクアウト」ではなく、
あくまでも参加者の方が「持ち帰るお弁当」
居場所づくりも大切にしつつ、
参加者の方達の安全を守るために
形にこだわるのではなく、
想いを大切にしながら、
よりよい形に変化する選択肢です。
地域の方からの有難い寄付
そんなこんなで「想い」を大切にしながら
試行錯誤して運営しているこども食堂ですが、
渋谷区社会福祉協議会の遠藤さんが
「しぶおばさんにぴったりだと思いまして」
と、渋谷区社会福祉協議会に届いた寄付を
しぶおばに繋いでくださいました。
寄付の内容は、
・さつまいも10キロ
・あずき2キロ
・黒豆2キロ
なんと、有難いお話!
すぐに、
「ぜひお願いします」
と返答し、敏腕料理長が美味しいお弁当にしてくれました。
大人気のお正月メニュー
そのお弁当がこちら
献立は、
・3種のおにぎり(のりまき・おせきはん・おいなりさん)
・大学芋
・黒豆の甘煮
・彩り野菜
さらにお持ち帰りで、
・節分用の黒豆の炒り豆
もちろん化学調味料は一切使用していませんが、
しっかり味がついており
大満足の美味しさ!
なのですが…
私の数え間違いでお弁当が足りなくなり、
渋おばメンバーは無しという悲しい結末でした。
そして、
みんなで食事をする時間がなくなった分、
ゆっくり過ごせる時間が増え、
持っていったカードゲームが大活躍。
普段、5歳の娘は、
対戦相手にならない2歳の弟と
泣いている0歳児をあやしながらの母との
ほぼ一人のかるた大会を開催しているため
お兄さん・お姉さんと一緒にかるたが出来てとても喜んでいました。
さらに、
今回はスペシャルゲストをお迎えしていました。
詳細は、次回の3部で書かせていただきたいと思います。