菱六さんの米麹パウダーでバナナブレッド
京都の老舗種麹屋「菱六」さんの米麹パウダーについての話です。
米麹パウダー
「米麹パウダー」ってご存知でしょうか?
麹文化発祥の地である京都で、300年以上麹菌を育てつづける種麹屋「菱六」さんが、試行錯誤を重ねて開発されたもの。
「普通の米麹」とどう違うのか?
「米麹パウダー」は、名前の通り麹をパウダー状にしたもの。
乾燥麹を細かく粉砕する時に、麹に摩擦熱がかからないようにしているため、酵素の力が生きているとのこと。
健康にも美容にも良い米麹を、もっと手軽に生活に取り入れて欲しい
という想いから作られたものです。
Haccomachiさんのみそパウンドケーキで初めて「米麹パウダー」の存在を知り、ずっと気になっていたのですが、年末にやっと手に入れることができました。
気軽に行ける発酵カフェ。”Haccomachi”で出会える「おいしい!」をご紹介。haccomachi.jp
麹おやつの良さ
おやつに麹で作った発酵調味料を使うメリットは沢山あります。
・素材の味を引き出し、コクが出て旨味がUPする
・砂糖の使用量を減らすことができる
・しっとり感が出て、美味しさが持続する
・ビタミンやミネラルも補給でき、腸内環境を整える
などなど、良いことが沢山あります。
麹おやつの難しさ
メリットが沢山ある「麹おやつ」ですが、実は難しい点もあります。
それは、「水分量」
発酵調味料を料理に使う場合、適当に入れても美味しくなりますが、おやつは違います。
特に焼く必要のあるものは、焼き上がるまで味見ができず、焼き上がってから微調整することができません。
純粋に砂糖をそのままの分量で甘酒に置き換えるだけでは、上手く行かないことがあります。
甘酒 100g
とレシピに書いていても、その甘酒自体がどんなレシピで作られたものなのか(飲む甘酒くらいサラサラなのか、食べる甘酒くらいどろどろなのか)によって全く異なるのです。
米麹パウダーは置き換えるだけ
しかし、この「米麹パウダー」はそういった心配はゼロ。
粉原料の20%を米麹パウダーに変更することで、生地にしっとり感が生まれます。
とのこと。
粉の一部をこの米麹パウダーに置き換えるだけなので、水分量を気にする必要がありません。
なので、とっても簡単。
先日、クリエイター講座のランチで作ったチョコバナナブレッドは、米粉の分量の20%を米麹パウダーに変えただけ。
それだけで、ふわふわもちもちのチョコバナナブレッドに。
甘酒の水分量を微調整する必要がないので、今まで作っていたおやつが、簡単に麹おやつに早変わりします。
私は、京都菱六さんで購入したのですが、ONLINEでも購入することができるので、気になる方は試してみてください。