発酵・麹のことをもっと好きになる本
あけましておめでとうございます。
普段あまり本を読まない私ですが、2020年に麹と出会ってからは、奥深い発酵・麹の世界について、知れば知るほどのめりこんでいきました。
今日はそんなワタシがより発酵・麹について好きになるきっかけとなった本を紹介したいと思います。
[chat face=”shibuoba.webp” name=”渋おば” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]23年に新しいことを何か新しいことにチャレンジしたい人におススメの記事です。[/chat]
[chat face=”shibuoji.png” name=”渋おじ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]おもしろそーな本が並んでいるね。[/chat]
[chat face=”shibuoba.webp” name=”渋おば” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今までの自分を振り返りつつ、ワタシも改めて読み返してみようと思います。[/chat]
賢者の非常食/小泉武夫
コチラはコロナ初期にスーパーの買い占めが起こった際、非常食について改めて考えるきっかけとなった、発酵学の第一人者である小泉武夫さんの「賢者の非常食」という本です。
日本の歴史から始まり、東日本大震災、現代の食文化の変化などが書かれており、最後に賢者が選ぶ非常食ベスト20が紹介されており、発酵食品も多数ランクインしています。
こちらの記事で、もう少し詳しく紹介させてもらっています。
発酵文化人類学/小倉ヒラク
味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした小倉ヒラクさんの本です。
元々広告代理店でデザイナーとして働いていたこともあって、ややこしい発酵の話を、身近なものに例えながら説明してくれるので、面白くて思わず一人で笑ってしまいました。
こちらの記事で、もう少し詳しく紹介させてもらっています。
日本発酵紀行
こちらも小倉ヒラクさんの本です。
47都道府県の発酵文化を訪ねた旅行記となっているので、1冊目の発酵文化人類学よりも読みやすく、発酵を通して日本それぞれの土地の歴史や特徴を知ることができました。
「365日」の考えるパン/杉窪章匡
代々木上原駅の隣の代々木公園駅から徒歩1分の場所にある、365日というパン屋さんが書いた本です。
365日で使っている小麦粉のこと、パンの作り方、使っている機材のことなど、通常なら人には教えないであろうことを出し惜しみせずに書かれています。
また、他のパン屋さんとは明らかに違う食感、小さいサイズ感、レジ横のお野菜や調味料、この本を読めばすべてが腹落ちして、このお店のことがもっと好きになります。
こちらの記事で、もう少し詳しく紹介させてもらっています。
田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」/渡邉 格
鳥取県で、タルマーリーというお店を開かれている渡邉格さんが執筆された本です。
元々、千葉県で夫婦でお店をされていたのですが、よりよい水を求め岡山県に移転し、天然麹菌でパン作りを始めるというこだわり、また、パンを作れば作るほど、地域社会と環境が良くなっていく」事業を目標に日々パン作りをされているという考え方が非常に素敵だなと思いました。
いつか、機会があればお店に行って、お話をお伺いしたいです。
発酵の技法 ―世界の発酵食品と発酵文化の探求
この本は、発酵の基本と多様な発酵食品の製法を、野菜、ミルク、穀物、豆類、肉、魚などの食材別に解説した書籍です。
ワタシは個人的にコンブチャにはまっている時にこの本に出合いました。
日本では、1970年代に「紅茶キノコ」と呼ばれブームとなりましたが、そのムーブは一過性で終わってしまいました。その後ロサンゼルスやハワイで健康志向の高いセレブが夢中となったことでブームに火がつき、数年前から日本でもブームが再燃していることから、名前を変えて逆輸入しているそうです。
以上、2023年はもっとインプットを増やして自分の興味の幅を拡げていきたいと思います。
みなさんも、大切にしている素敵な本があればぜひ教えてください。