【こども食堂】初！開催報告

先日、無事、

こども食堂「渋谷区おばさん」開催しました。

本日は、その報告をさせて頂きたいと思います。

渋谷区に住んでいるちょっとお節介なおばさんがするこども食堂「渋谷区おばさん」

略して、「渋おば」は３つの特徴があります。

 

住職の有難い説法

まず一つ目の特徴は、開催場所。

渋谷区代々木の立正寺さんで開催させて頂いています。

住職の

「お寺をもっと身近な存在に感じて欲しい。」

「地域のコミュニティを大切にして、地域でこどもを育てたい」

という熱い想いから、

無償で場所を提供して下さっています。

そして、さらに

「せっかくお寺という場所でやるのなら…」

ということで、

本堂への挨拶や説法をしてくださるのです。

その様子がこちら。

「お寺はどういった場所なのか？」

「手を合わせる意味」

などを分かりやすい言葉で話して下さり、

こども達は真剣な様子で聞き入っていました。

キッズダンス

二つ目の特徴は、プロの指導を受けれるキッズダンス。

普段、マタニティヨガや親子リズム体操などをされているママぷらさんが

今回、特別に小学生向けにキッズダンスを教えて下さっています。

その様子はこちら。

音楽に合わせて、思いっきり身体を動かしてるこどの達は、とても楽しそうでした。

化学調味料不使用

私たち渋おばには、

「成長期のこども達に、安心で安全な食べ物を食べて欲しい」

という強い想いがあります。

なので、本心は

化学調味料不使用だけではなく、無農薬や有機栽培、さらに地産地消や旬のものなどなど…

拘りたいことは沢山。

しかし、私たちの資金源は主に渋谷区からの助成金。

そして、「こども達に無料で提供したい」

という想いもあるので、全ての条件を満たすのは不可能。

何度も話し合いを重ねた結果、

「これだけは絶対譲りたくない！」という所を決めました。

それは、化学調味料不使用

調味料は全て生活クラブで揃えています。

なので、

・ビタミン・ミネラルが入っている海塩

・醸造アルコールが入っていない醤油

を使っています。

そして、提供するのは「おにぎり定食」

季節のおにぎり５種類から好きなおにぎりを２つ選べて、

お味噌汁、塩麹の浅漬けがついてきます。

こども達からは、

「美味しい！もう一個食べたい！」

という声が殺到。

お母さん達からも、

「とっても美味しかったです。
自宅でこんな丁寧なことできないです。
普段は鮭も鮭フレークを使っているので…」

と嬉しい感想を頂きました。

帰る時にはみんな笑顔で、心から嬉しく幸せな気持ちになりました。

有難い寄付

今回、とっても有難いことに、食材の寄付を頂きました。

１つは、DJ勝さんからの減農薬のお米

https://note.com/embed/notes/n9bd50a8ac6ef

昨年12月に渋谷のラジオに出演させて頂いたことをきっかけに、

山梨県甲府市で育てられた減農薬米を20キロ寄付して頂きました。

こちらのお米を使っておにぎりを作りました。

そして、もう一つは「住吉屋はらっぺ」さんからの無農薬無化学肥料の玉ねぎ

https://note.com/embed/notes/nf83de094a849

ママ友の留学時代の友人「原田さん」が

大切に育てられた野菜は本当に美味しく、

初めて食べた時はその美味しさに感動。

それから毎年購入させて頂いているのですが、

3月末一通のメッセージを頂きました。

去年の玉ねぎ（小さいのや形の優れないものなど様々）玉の中で芽が動き始めているのですが、あります。
富良野から東京へ送ったら、暖かいのでさらに芽が動くと思いますが、すぐにお使いいただければ、十分に食べていただけいると思います。
そんな玉ねぎでよければ、送料も含めて無料で送ります。こども食堂などで使っていただければ幸いです。

という内容。

世の中に、こんなに素敵な人がいることに感激し、

もちろん申し出は有り難く受けさせて頂きました。

そして、翌週、届いた10キロの玉ねぎ。

大きいのから、手のひらサイズの可愛いミニ玉ねぎも。

おにぎりと、お味噌汁に活用させて頂きました。

無農薬無化学肥料の玉ねぎと自家製麹を掛け合わせたおにぎりはこちら。

「すっごくふわふわで美味しかった。
化学調味料不使用ってどうやって作っているの？
玉ねぎをまずは炒めてる？」

など、大好評で質問を沢山頂きました。

実は、コンソメもブイヨンも、玉ねぎを弱火であま〜く炒めることもしていません。

材料を入れて、炊飯ボタンを「ピッ」と押すだけ。

人気だったので、来月も提供することになったのですが、

せっかくなので、次回レシピも公開したいと思います。

（すみません。今回は長くなってしまったので。）

そして、10キロの玉ねぎは渋おばだけでは使いきれないので、

お世話になっている他のこども食堂の方にもお分けすることにしました。

右も左も全くわからないゼロから始めたこども食堂。

色んな壁がありましたが、

沢山の人に支えられて開催することができました。

半年前には、全く想像していなかった

お寺×キッズダンス×おにぎり

今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

このnoteでも、沢山の声援を頂きありがとうございます。

応援してくださる方がいるということが支えになりました。

まだまだ、課題は沢山ありますが、

楽しみながら、よりよいこども食堂になるよう努力していきたいと思っています。