京都発酵ツアー@三条京阪~清水五条
今回は、歩いて行ける京都のおすすめ発酵ツアーのご紹介です。
発酵ランチで腹ごしらえ@三条京阪
スタートは「三条京阪駅」
目的地は
茶と糀つきあかり
徒歩10分程で到着。
にします@こうじ屋の嫁さんが紹介されていて、ずっと行きたかったお店です。https://note.com/embed/notes/nc54254f78dc0
京都で唯一西麹屋さんの醤油豆を食べることができる場所。
「醤油豆」を一度お取り寄せさせて頂いたことがあるのですが、美味しすぎてそのままご飯のお供や、主人の酒の肴となりすぐに無くなってしまいました。
その醤油豆をどんな風に調理されるのかも気になり訪問。
お店に入った瞬間に感じる、出汁のいい香りで空腹感が刺激されます。
頼んだのは
【焼物御膳】
焼物は鯖の白みそ焼きを選択。
上の丸い器に入っているのが、例の署油豆が使われている一品。
滑らかで口当たりの良い手作りのお豆腐の上に、細かく刻んだ醤油豆が乗せられていて、とても美味しかったです。
副菜のおからは、味付けは醤油麹のみ。
香物は、大根と生姜の手作りのお漬物。
そして、昨日ご紹介させて頂いた西麹屋さんの米麹を使った「糀納豆」をお持ち帰りしました。
散歩気分で観光~建仁寺を通り抜け~
お腹も心も満たさせたので、歩いて「菱六」さんに向かいます。
京都市内は「碁盤の目」と比喩されるように、とても分かりやすい道。
万が一、筋を一本間違えてもすぐに元に戻れます。
そして、「茶と糀つきあかり」さんから「菱六」さんは、ずーっと真っすぐ下っていくだけ。
途中、祇園らしい雰囲気を感じることができる「花見小路」を通り、
風神雷神図が有名な「建仁寺」を通り抜けます。
もちろん通り抜けじゃなくて、拝観して頂くのもおすすめ。
googlemapで調べると、30分程なのですが、散歩気分で歩けば、ちょっとした観光もできて楽しむことができます。
大本命の老舗もやし屋さん「菱六」@清水五条
左手に「八坂の塔」が見えると、大本命の「菱六」さんはもう目の前。
創業350年の老舗もやし屋「菱六」さんです。
「もやし屋」さんとは、種麹屋のことで、麹をつくる時に必要となる麹菌を扱っているお店。
私も自宅で麹をつくる時に、こちらの菱六さんの麹菌を使用させて頂いています。
訪問した時に、当主の助野さんがいらして、少しご挨拶をさせて頂きました。
発酵界では、超がつく有名人なので内心どきどきだったのですが
「Facebook申請しといてくださいね~」
と、とっても気さくな方でした。
気になっていた乾燥麹を粉砕化した「米麹パウダー」を購入。
麹おやつ作りに使いたいと思っています。
お土産は菱六の「米麹パウダー」を使ったパン
そして、お土産は菱六さんのすぐ近くにある古民家カフェ「SAGAN」がおすすめ。
可愛い提灯が目印。
こちらのパンはなんと菱六さんの「米麹パウダー」を使って作られているんです。
豆乳食パン。
全粒粉の丸パンとカイミ(フィンランドの妖精)の白パン
そして、下の段にあるのが、マフィン。
こちらは、米麹パウダーは使われていないのですが、京都らしい珍しい組み合わせばかり。
・塩コンブのマフィン
・ほうじ茶とレーズンのマフィン
・抹茶黒豆とホワイトチョコのマフィン
やや甘めでしたが、どれも美味しかったです。
京都発酵ツアー@京阪三条~清水五条
いかがでしたでしょうか?
まだまだ気になる発酵スポットがあるので、エリアを変えてご紹介したいと思います。