0から立ち上げる「こども食堂」@渋谷区
こども食堂
ご自宅の近くに「こども食堂」ありますか?
以前、麦塩麹のおむすびはママを救う⁈という記事で、新たな目標として
こども食堂で麦塩麹でつくったおむすびを出したい
と書かせて頂きました。
こちらのnote以外にも、InstagramのストーリーにもUPすると、沢山のメッセージを頂きました。
その中に
「実は私もやりたいと思っています」
という連絡もあり、みなさん
「コロナ下でなかなかうまく進まない」
という問題に直面されていました。
私たちは0から立ち上げようと活動している所なのでまだまだですが、記事を書いてから、少し色んなことが進んできたので、進捗状況を書かせて頂きたいと思います。
同じように「こども食堂を今から立ち上げたい」と思われている方や、興味を持っておられる方に何かヒントになればいいなと思っています。
資金面の問題
まず何から始めればいいのかを考えるために、情報収集です。
こちらの記事では、資金面について詳しく記載されています。
材料費・会場費・広告費などを合わせて、
1回の開催に3万円。
月1回開催すると、年間36万円。
渋谷区にはこどもテーブルという事業があり、こども食堂活動助成として、社会福祉協議会から年間10万円の助成を受けることができます。(月1回開催の場合)
開催費用として36万ー10万で年間26万円の持ち出しとなる計算です。
さらに、始めるに辺り必要となる調理器具や食器などを購入する場合はさらに追加で費用が嵩みます。
みんな家庭を持つ母親であり、これらの費用を分担して負担することは現実的ではありません。
持続可能な活動にするために、まずは資金面についての壁が大きく立ちはだかりました。
先人に教えを請う
資金調達の方法として、色々考えてみましたが、頭の中で考えているだけでは何も進みません。
なので、実際に渋谷区でこども食堂をされている方に話を聞きに行くことにしました。
正直に、
「私たちこども食堂をやりたいと思っているのですが、教えてください」
と、先人に教えを請うことにしたのです。
渋谷区の区議会議員で、今年こども食堂を立ち上げられた神薗まちこさんにお話を聞きました。
まちこさんは本当に素敵な方で、地域の方との交流も深く、私たちの想いや直面している問題を理解した上で、より具体的に誰にどうやってアプローチをしていけばいいのかを相談に乗ってくださいました。
ちなみに渋谷区には現在70程のこども食堂があり、100を目指しているそうです。
体験してみる
神薗まちこさんがされているこども食堂を一度利用させて頂いたのみだったので、別のこども食堂にも行ってみることにしました。
こどもから高齢者まで異世代の方が交流できるアットホームな雰囲気の「みんなのカフェ大空」
渋谷区で一番大きなこども食堂で、食事だけではなくこどもが遊べるホールがある「ささはたっこ」
の2つにお邪魔しました。
それぞれの主催者の方に話をお伺いすると、
「1回開催するために必要になる材料費は5000〜6000円程度」
とのこと。
もちろん準備する人数分にもよりますが、
「食材の寄付や参加費もあるため、助成金の範囲内で収まる」
というリアルな声を聞き、資金面の心配はそんなにしなくても大丈夫と助言を頂きました。
一先ず、継続していくための資金面についての問題はクリアできそうです。
みなさん本当に親切に相談に乗ってくださり、本当に感謝の思いでいっぱいです。
こども食堂の開始は来年の4月を目標としています。(助成金の関係上)
0から始めるこども食堂、まだまだ課題は山積みですが、動いたことで少し道が開けました。
文章は私が書かせて頂いていますが、実際は数名で動いているので、みんなで協力して活動しています。
そして、実は新たにわくわくする素敵な出会いがあったので、そちらもまたご紹介させて頂きたいと思っています。