簡単じゃない⁈発酵スイートポテト3ステップレシピ
食欲の秋
気温の寒暖差が激しいですが、体調崩されていませんか?
朝晩は「寒い」と感じる日もあり、「何を着よう」と悩むことも多々あります。
ぼーっとしていると、すぐに寒い冬が来てしまうので、この短い秋の時間を満喫したいと思っています。
「秋」と言えば、読書の秋やスポーツの秋など言われますが、やっぱり私の中では「食欲の秋」です。
秋になると食欲が増す理由ってご存知でしょうか?
諸説あるようですが、
①お米が実り、野菜や果物、魚など旬を迎えるものが沢山ある。
②気温が低下すると、体を温めるために基礎代謝が上がるため、寒い冬に備えて沢山食べてエネルギーを蓄えようとする。
③幸せホルモンである「セロトニン」は、日照時間が短くなると少なくなり、糖質やたんぱく質を摂取する事によって分泌が増えため、日照時間が短くなる冬に向けて、食欲を増してセロトニンを増やし、体を安定させようとする。
という、3つの説があるそうです。
今まで①しか知らなかったので、②③の説のように冬に向けての身体の備えだと思うと、食欲を我慢するのではなく、自然の原理に従って「沢山食べよう」と思いました。
口の中がもさもさする系
そして私は秋に旬を迎える食材が大好きです。
その中でも、特に、口の中がもさもさする系が好きです。
口の中の水分を全部持っていかれるやつです。
さつまいも・かぼちゃ・くり・じゃがいも…
主菜に副菜に汁物に、となんでも美味しいので、気づくと芋系の献立ばかりになることがあります。
発酵スイートポテト
もちろん我が家のこども達ももれなく大好きで、基本的には味付けなしでそのままいただきます。
さつまいもやかぼちゃはSTAUBを使い弱火でじっくり蒸すだけで絶品なため、煮物というより素材そのものです。
しかも一度作るとお代わりが止まらず、すぐに無くなってしまうので、アレンジにまで回せません。
有難いことに先日、
「実家からさつまいもが届いた」
ということで沢山お裾分けをして頂いたので、前々からずっと気になっていたスイートポテトを作ってみることにしました。
スイートポテトを作るのは初めてだったのですが、「簡単だよ」とどこかで聞いた気がしたので、レシピも検索せず、安易に作り出してしまいました。
蒸したさつまいもを潰して、砂糖の代わりに甘麹を入れ、豆乳を足し…
ここまでは良かったものの、さつまいものごろごろ感がどうしても残ります。(マッシャーと呼ばれるものは持っていません)
これでは、ゴロゴロ感のあるポテサラ系のさつまいもサラダ。
なめらかさが必要なのでは…とここで初めて調べてみると、なんと裏ごしという作業が2回も必要とのこと。
もちろん裏ごし器も無いので、何か代用できるものを探し、ザルで裏ごし。
キッチンにさつまいもは飛び散るは、時間はかかるはで、めんどくさがり屋な私にはなかなかレベルの高いものでした。
照り出しでみりんを塗り、ごまをかけ、オーブンで数分。
優しい甘さと滑らかな口当たりで、美味しくできあがりましたが、さつまいもを蒸す段階から考えるとかなり時間を要しているので、我が家では今後も購入するものになりそうです。
材料はシンプルで美味しいけれど、時間がかかるスイートポテト、ご興味ある方は作ってみてください。
簡単じゃない3ステップレシピ
①さつまいもを蒸して、潰す。
②甘麹と豆乳を混ぜて、裏ごしをする。
③小判形に成形し、みりんを塗りごまをかけ、170度10分焼く。
いつもは、
【簡単3ステップレシピ】
ですが、今回は
【簡単じゃない3ステップレシピ】
です。
裏ごしが面倒です。
スイートポテトを購入する時は、
「手間がかかっているんだな〜」
と、感謝して食べようと思います。