主人が握って離さない?!スタミナ系醤
よく目が合う醤の壺
台所に立った時に、いつも目に入るものってありますか?
我が家は、先日紹介させて頂いた醤の壺がいつも目に入ります。
「目に入る」というより、むしろ「目が合う」
調理をしている時に、
「何で味をつけようかな〜」
と考えていると、醤の壺と目が合い、醤で味付け。
洗い物をしている時に、
「今日やらないといけないことは何だっけ〜」
と考えていると、醤の壺と目が合い、醤を混ぜ混ぜ。
かき混ぜるのにサイズが小さすぎたかなと思いましたが、このくらいのサイズの方が、我が家には置く場所に困らずに済みました。
そんな醤の壺は、「目が合う」と感じてしまうくらい愛情をいっぱい注いでいます。
醤 with 鷹の爪
その醤に鎌倉レンバイでみつけた鷹の爪を入れて発酵させてみました。
こちらの写真は仕込んで一晩後の様子です。
さらに一日置くと、ぶくぶくと泡が出てきました。
「発酵が進みすぎたかな?」
と一瞬焦りましたが、よーく混ぜてみると、醤の旨味の後にピリッと辛みを感じる美味しい発酵調味料になりました。
写真ではそのまま入っている鷹の爪が見えていますが、ハサミで細かく切った鷹の爪も入っています。
醤 with 鷹の爪 and にんにく
そして、醤使いの達人から
「にんにくもプラスして漬けるとさらに美味しい」
と助言を頂き、みじん切りにしたにんにくを加えてみました。
すると、食べた瞬間
「ん⁈めっちゃ美味しい!」
と、自分で作ったのに思わず口に出してしまうくらいの美味しさ。
私の声に、ぞろぞろと食いしん坊達が台所に集まってきます。
主人に一口味見して貰うと
「旨い!」
と、一言。
意外とあっさりした反応だな〜と思っていると、旨味が後を引くのか
「これは何につける用?」
「今日のご飯は何?」
と台所まで身を乗り出してきて質問攻め。
夕食の献立はカレーだったので、
「ただ作ってみただけ。特にこれを使うおかずは考えてなかった。」
と言うと、一旦は納得したものの、
「いや、やっぱり何かにつけて食べたいな〜」
と言いながら台所に近づいてきて、遂には冷蔵庫の中を探り出しました。
シンプルが一番旨い
「きゅうりに付けて食べたいな〜」
と言いながら探している姿を横目に何も言わなかったのですが、野菜室にある朝採れきゅうりが見つかってしまいました。
「食べたい」という圧が強いので、きゅうりを板ずりしスライスし、この醤を添えて一品に。
旨味が強い分、シンプルな食材が一番合うとのこと。
何だか美味しそうな物が出てきた気配を感じたこども達は、もう食卓にスタンバイしています。
こども達には、ベーシックな醤を添えたきゅうりを出すと、こちらも「美味し〜」と笑顔。
そしてカレーが出来上がる頃には、一本分のきゅうりは全て無くなり、私が食べる分はありませんでした。
そんなに喜んでくれたなら、まっいっか〜と思っていると、主人はカレーを食べている時も醤の瓶を離しません。
もちろんカレーをおかわりし、二杯目のカレーはこの醤を少し加えて、
「合うわ〜」
と、幸せそうな顔をしていました。
鷹の爪とにんにくを入れたスタミナ系醤作ってみませんか?
まだまだ醤のアレンジが広がりそうです。