大人のおやつ酒粕パウンドケーキ

酒粕の活用法

酒粕ってアルコール入りの甘酒や粕汁に使うイメージが強いですが、実はパンやおかしにも使われるのはご存知でしょうか?

最近、#発酵デパートメント さんで販売されている蒸しパンや#胃袋にズキュンはなれ さんで販売されている酒粕とみりんのチーズケーキを食べて、酒粕の新たな魅力を知りました。

酒粕パウンドケーキ

先々週、Instagramで栗原はるみさんがバナナブレッドのレシピを公開され、とても簡単に美味しくできるので、何度もリピートして作っていました。

レシピ通りに作ったり、ココアパウダーを入れてチョコバナナブレッドにしたり。

朝食やおやつに大活躍でした。

たくさん作っていたので、すぐに強力粉が無くなってしまい、スーパーに買いに行くと、粉のコーナーがスカスカで粉類が一つもありません。

なのでバナナブレッドは断念し、家にある薄力粉でパウンドケーキを作ることにしました。

先日記事でも書かせて頂いた寺田本家さんの自然酒酒粕がまだまだ沢山残っているので、この酒粕を使ってパウンドケーキを作ることにしました。

濃厚なチーズ?キャラメルバナナ?

通常、パウンドケーキにはバターを入れると思うのですが、この酒粕パウンドケーキはバターを入れずに作ります。

酒粕を焼くことで、まるでチーズのような風味がでて、しっとりとした濃くのある大人のパウンドケーキになりました。

また、キャラメルのような香ばしさも出て、主人は「キャラメルバナナ味?」と言っていました。(バナナのような味がしたのは、酒粕に含まれる「酢酸イソアミル」という香気成分のせいなのかな?と思っています)

とても美味しいので、食べる手が止まらなくなってしまうのですが「一晩寝かせると味が馴染む」と言われているので、食べたい気持ちをぐっと堪えて翌日まで保管。

翌朝、カフェオレと一緒に頂くと、ぼやけていた味がしっかり輪郭を現して、一段と美味しいパウンドケーキになっており幸せな一日になりました。

簡単3ステップ

【材料】
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1
卵 1こ
米油 50cc
酒粕 40g
甜菜糖 40g
塩 少々

①材料を全て混ぜ合わせる。
②生地を型に流し込み、空気を抜く。
③180度のオーブンで35分焼く。

酒粕が板状の場合、粉類と馴染みにくいため、レンジで20秒温めてから卵と一緒に混ぜ合わせました。

普段はケーキなどの甘いものを積極的に食べない主人が「うまい!もうちょっとちょうだい」と言ってくるくらい、ヒットでした。

男の人も楽しめるちょっと大人のパウンドケーキはいかがでしょうか?

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